腰痛とはなにか?腰痛の改善方法
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今回は『腰痛とはなにか?腰痛の改善方法!』です。
はじめに
腰痛をお持ちの方はずっと腰が重い・だるい・痛いと辛いかと思います…
僕も腰痛持ちです…
僕はセルフケアをしておりますので、セルフケアをサボらない腰痛が出てくることは少ないです!
今回は
- 腰痛とは何か
- セルフケアの方法
をご紹介します!
腰痛とは
- 神経性の腰痛
- 筋・筋膜性疼痛による腰痛
大きく二つあります。
神経性の腰痛
神経性の腰痛の場合は
病院に行くべきです!!
神経性の腰痛がどうか確かめるのは簡単で
- 脚が痺れる
- 足の裏の感覚が鈍い(分厚い靴下を履いているような感じ)
- お尻が痺れる
- 脚全体に力が入らない
- 電気が走るような痛みがある
このような場合は神経性のである場合が多いです。
腰椎ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症などの可能性があります。
病院でMRIやCTで検査してもらう必要があります。
なので、そのような症状の方は病院へ行きましょう。
筋・筋膜性の腰痛
筋・筋膜性疼痛による腰痛です。
- 仕事中同じ姿勢が続く
- 重いものをもつことが多い
- 姿勢が悪い
- 身体が硬い
など、大半の方はこちらの腰痛かと思います。
ちなみに僕もこっちです…
『筋・筋膜性疼痛』とはなに??
筋とは筋肉のことです。
筋膜とは筋肉を覆う薄い膜のことです。
簡潔に言うと
筋肉が硬くなることで血流障害が生じている
のです!
どうして腰痛が起きるのか
- 悪い姿勢の時間が長い
- 身体が硬い
この二つが大きな要因かと思います。
悪い姿勢の時間が長い
- 猫背のような姿勢
- 椅子に浅く腰掛ける姿勢
など、これらは腰の骨を悪い姿勢にしてしまっています。
本来、腰の骨(腰椎)は脊椎と呼ばれる背骨の中の一部です。
腰椎の周りには腰椎を支えるための筋肉があります。
脊柱起立筋・腰方形筋・腸腰筋
この3つが主となります。
正常は下図のように前弯(前に凸するように弯曲)しています。
猫背や椅子に浅く腰掛ける姿勢は
腰椎の本来の前弯とは反対の後弯(後ろに凸するように弯曲)の形になってしまいます。
そうなることで
- 腰椎の後ろ側にある脊柱起立筋は伸ばされた状態
- 腰方形筋と呼ばれる腰椎の左右にある筋肉は軽く伸ばされた状態
- 腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)と呼ばれる腰椎の前にある筋肉は短縮した状態
となります。
このような筋肉の長さが変化した(本来の長さでない)状態で
姿勢を保つため、筋肉は収縮と呼ばれる力が入った状態になります。
ずっと力が入った状態だと、筋肉への血流量が減少し虚血状態になります。
それが筋・筋膜性疼痛を引き起こす原因となります。
身体のどこでも、ずっと力を入れていれば
しんどく・痛みが出現することがイメージできるかと思います。
正常な姿勢でなければ、腰の周囲の筋肉も正常な長さでなくなります。
特に悪い姿勢は、姿勢を維持するのに強く筋肉を収縮します。(筋肉が収縮しなければ重力に負けて姿勢を維持できず倒れてしまうため)
その姿勢が短時間であれば大丈夫ですが、長時間になりがちです…
そのようにして、腰周りの筋肉が虚血していきます。
身体が硬い
身体が硬いと腰に負担がかかるのはなぜか…
人の重心というのは第二腰椎(へその前)辺りにあります。
人の動きは重心を支点として動きます。
そのため、身体が硬いと支点(重心)への負担が大きくなるのです。
簡単なイメージとしては
柔らかい棒と硬い棒を曲げるイメージをして下さい。
柔らかい棒は棒全体で曲げる力を受けるので折れませんが
硬い棒は一点で曲げる力を受けるので折れてしまします。
人の身体も腰を中心に
動きの負担を受けることになるので身体が硬いと
腰で力を受けるため、腰が痛くなりやすいです。
特に腰への負担を逃すためには『股関節』の柔軟性が大切です。
腰痛を改善方法
筋肉が虚血して、硬くなっていますので
まず温めましょう!
お風呂などで温めれば良いかと思います。
しかし、温めるだけだはダメです!!
温めて血流は良くなりますが、虚血状態になっているところは、温めるだけでは一時的な改善しかありません。
冷めたらお終いです…
しっかりと腰痛を治すには温めた後にストレッチです!
温めた後のストレッチは効果的です。
ストレッチする理由は、筋肉が硬いと筋肉が伸び縮みできない状態となっています。
それをしっかりと伸び縮みできる状態にするためです!
筋肉が伸び縮みすることで血液が循環します。
腰痛の原因である『腰』と
腰に負担をかかりにくくする『股関節』を重点的にしましょう。
まず、腰のストレッチですが
1.うつ伏せで腰を逸らします。
2.腰を側屈させます。
3.仰向けで両膝を抱えて腰を曲げます。
股関節のストレッチは
1.前屈です。
シンプルですがこれをしっかりと行いましょう。
膝をしっかり伸ばした前屈と膝を少し曲げた前屈です。
この2種類行うことが大切です。
まとめ
今回は腰痛とはなにか?腰痛の簡単な改善方法をご説明しました。
また、股関節周りのストレッチなどは別記事で細かいところまで書きたいと思っています。
ありがとうございました。
参考文献
- 辻井洋一郎 1991年 理学療法学 第18巻 第6号 617-621 筋・筋膜性疼痛の治療目標について
- 鈴木重行 2004年 理学療法学 第31巻 第4号 271-276 筋・筋膜性腰痛に対する運動療法の効果・検証
- Joshua Scott Will Mechanical Low Back Pain
この辺をメインに参考にしました。